クルーズ、さんぽ、わいの記

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目黒駒場公園で知的気分のお散歩

今日は、日ごろの運動不足解消のために少し歩いて出かけられるところに行きたいなと思いたち、オットのもちぱん氏と駒場公園に出かけました。なかなかいい散歩コースだったと思うのでご紹介します。

駒場公園内 旧前田邸(入場無料!)

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駒場公園はどこの駅からも少し歩く必要があり、お散歩にはちょうどいい場所です。最寄り駅は京王井の頭線駒場東大前です。東大の横を知的な気分で通り抜ければ約10分で到着します。小田急線東北沢からも15分くらい。ただし東北沢からのコースは何の目印もない住宅街を抜ける必要があるので、スマホによるナビゲーションが必須です。

公園の中には旧加賀藩主で前田家第16代当主の利為(としなり)の住居だった洋館と和館があり、建物の中が無料で見学できます。この素晴らしい建物が無料で見れるなんて超太っ腹目黒区!さすが金持ちの住んでいる区ですわ。

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当時のゴージャスな生活ぶりをうかがわせる邸内。

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部屋によってデザインが違う豪華なシャンデリア。それぞれの居室は違ったテイストの壁紙やカーテンが掛けられていて見ていて楽しい。

前田家の詳しくは↓公式ページをご覧ください。

www.city.meguro.tokyo.jp

もちぱん氏によると、この豪華な家で育った前田家のお嬢様、長女の美意子氏は評論家になって本を出しているとのこと。調べてみると確かにたくさんのご著書がありました。タイトルをざっと眺めてみただけで、なんつーか複雑な気分に。ここで多くは語るまい。特に破壊力の高いタイトルは「昭和マイラヴ : 思い出すことの多き日々かな お姫さまエッセイ」かな、と思いました。

Wikipediaにも著作物一覧がありますのでご覧ください。

ja.wikipedia.org

駒場公園内 日本近代文学館内 BUNDAN Coffe & Bar

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旧前田邸のある駒場公園内にある日本近代文学館は、入場料300円で展示コーナーの閲覧ができたり、300円で図書館の利用が可能な知的スポットです。本日わいが立ち寄ったのは前々から来てみたかった近代文学館内にあるBUNDANカフェ。こちらは、本に囲まれ、そこはかとなく文学的な気分に浸れるステキ空間でした。本好きはぜひ行ってほしい!

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メニューはこんな感じ。メニューには文豪の名前と一言エピソードも添えられて「文壇カフェさもありなん」みたいな文学的気分が盛り上がります。

お値段はケーキとセットで1200円~1800円くらいです。わいはチョコレートケーキとコーヒーのセット、もちぱん氏は檸檬パフェと紅茶のセットを注文。

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チョコレートケーキと檸檬パフェ。写真をとるのを忘れており、一口食べてから写真を撮ったので若干右側がえぐれていますが本物はもっといい感じです。ケーキもパフェも美味しかったので、飲み物とセットにするのがおすすめ。味は全く期待していなかったのですがとても美味しかったです。

軽食を食べている方の様子も見たのですが、そちらもなかなかよさげでした。

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カフェの中には文学やサブカル系料理など、様々な本がどっさりあり、自由に手に取り読むことができます。壁一面の本に囲まれて、本の表紙をめくるドキドキ感。。店内の落ち着いた雰囲気も最高でした。

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座った席にはこんな札が。普通の机が非常に貴重な文化財に見えてくるから不思議。豊島与志雄ってだれだろ、と思って先ほどググったところ、レ・ミゼラブルなどの翻訳をした人で太宰と親交が深かったそうです。

ja.wikipedia.org

bundan.net

駒場公園まで来たらこちらも。日本民藝館(入場料:1,100円)

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駒場公園の裏手に、柳宗悦のコレクションが展示されている日本民藝館という博物館があります。建物は木の重みが感じられる重厚な造り。国の有形文化財に登録されているらしいです。実は今日の散歩はここがメインだったのですが、そこまでお勧めできないというのが正直な感想です。

建物自体は素晴らしいのですが、館内の展示品自体はあまり多くない上に、民芸品ということで解説がないので、何かひっかかる展示物がないとあっという間に見終わってしまいます。わいにとっては、1,100円という入館料は割高に感じました。すごく期待して行ったので割とガッカリ。

ただやはり重厚感のある日本家屋のはとても感じがよかったです。あと、西館という別館があるのですが、こちらは開館日が決まっているので、行かれる方は調べてからどうぞ。本日はあいにく西館は見学できませんでした。

www.mingeikan.or.jp

https://cruisemans.com/b?extb=wai