暖かい日が続いているのでそろそろかなあーと思い、水耕栽培の種を蒔きました。今年はクレソンとベビーリーフ、バジルの種を植え、そこそこ大きくなったら美味しく食べてしまおうという作戦です(←農業とはそういうもの)。
スポンジ&100均グッズで行う水耕栽培方法は、インターネットで賢人たちがその知見を惜しげもなく披露してくれていますので、よかったら調べてみてください。そのネット情報からまとめたズボラ流のやり方はこの記事をどうぞ。
買ってくるものは種とスポンジのみ(←全部ダイソーで売っています)、あとはほとんど家にあるものでできてしまうという倹約思考の方に優しい趣味ですよ!!
ズボラ流 水耕栽培~種まき編~
用意するもの
- 100均のスポンジなど、なんでもいいので新しいスポンジ(激落ちくんなどのメラミンスポンジは目が細かくて根が張りにくいらしいので、スカスカに穴が開いているタイプがいいです)
- 水耕栽培したい野菜の種
- イチゴパック、豆腐パック、ヨーグルトの蓋など水漏れしない適当な容器
- トイレットペーパーやティッシュペーパー
- (種類によっては)種まきした容器を覆える箱。靴の箱が最適です。
1.種を並べる
スーパーのイチゴのパックの上に、100均のスポンジを並べます。その上に適当にクレソンの種を並べます。本当はあんまり種と種がくっつかないほうがよいようです…。
しかし、クレソンの種は本当に小さいのでいちいち広げたりするのがめんどくさいのですが、几帳面な人は爪楊枝等でつついて均等に広げるとよろしかろう。
大きいスポンジを使う場合は、3センチ角くらいに切ったものに種を載せてください。あとからスポンジごとに植え付けます。
上にも書きましたが、メラミンスポンジは根が張らなくてよろしくないとのこと。ご注意ください。
2.水をかける
スポンジの上に水をかけます。種が流れないように注意。種が流れてしまう危険があるなら、スポンジを濡らしてから種を並べればいんじゃないかって? その通りだね!
水は容器から溢れない程度にたっぷりと。
3.トイレットペーパーかティッシュペーパーをかぶせる
種というやつは自身が十分に濡れていて、周りがいい感じに暖かいと「やや!そろそろ芽生えちゃおうかな」と発起する性質があるようです。なので、スポンジ面だけでなく、その上もまんべんなく濡らしてやる必要があります。そういうわけで、ネット上の賢人たちはティッシュやトイレットペーパーを種の上にかぶせるよう指南しています。もちろんわいもそれに倣いました。
上の写真のような感じで種の上にトイレットペーパーのお布団をかけてあげました。トイレットペーパーがびしょびしょにならなければ、少々水をかけてあげるといいと思います。芽はトイレットペーパーを元気に突き破って生えてきますので心配ご無用。
4.嫌光性種子の場合は箱をかぶせる(レタスやバジルはやらなくてもよい)
「嫌光性種子」と呼ばれる種を水耕栽培する場合は、種の発芽を促進するために、箱をかぶせて光を当てないようにするそう。種に「俺様は土の中にいるんだもんね」と勘違いさせるために暗くしてやるわけです。ここまでやれば、まさか100均のスポンジとトイレットペーパーに包まれているとは思うまい。※上の写真のようなイメージです
今回のレタス、バジルは「嫌光性種子」ではないようなので箱は不要。あ、当方は専門家じゃないので「嫌光性種子」についてはWikipediaをご覧くださいね。
種まきはこれでおしまい。
5.水の状態を見つつ発芽を楽しみに待つ(1・2週間くらい)
種まきをしたら水の量が減っていないか、水が腐ってきていないかを確認してください。
水が腐っているかどうかがわからない場合は、とにかく種が流れない程度にやんわりと古い水を捨て、新しい水と交換するといいと思います。ティッシュが湿っていなければ、上から水をかけてあげてください。
去年の感じだと、クレソンは暖かい日が続けば大体1週間くらいで発芽しました。
発芽したら、箱は不要です。新芽にはこれでもかとばかりに一気に日光を浴びせてやる必要がありますので、日当たりのいい場所をあらかじめ物色しておくとよいでしょう。日当たりのいい場所がない人は、「うちには日当たりのいい場所がないなあ」と少々がっかりしておく程度でよいでしょう。なんだかんだで育つので大丈夫です。
今年も収穫が楽しみです。